魔女の受講日記

〜点訳校正者養成講座〜

2005.10.21up

今年はいつになくアクティブになっていた。
5月、5年前に免許を取って以来初の高速に乗り、横浜まで行ってきたのだ。
6月には受験の為の講座を受講するべく、電くる(電動車椅子)に乗って、単独新幹線で東京まで行ってきた。
・・・いつもの髭に大宮まで迎えに来て貰ったのだが(^^ゞ

東京から帰ってきて疲れも取れた頃、前から気になっていたこの講座の受講を考え始めた。
5年前の父の病気以来、十数年続けてきた点訳をやめざるを得なくなった。
校正をする時間なら、何とかなるかもしれない。
魔女が点訳をやめた頃、”点訳のてびき”が改正になり、大きく変化している。
新しい決まり事を覚えるには受講するのが一番の近道。

それに、電くるで東京まで行けたのだから、県内のM市まで行けない筈はない。
ちなみにK市からM市まで、快速(髭によれば電車ではないらしい)で2時間、車で2時間半〜3時間掛かる。
日帰りも可能だ。
点字図書館に電話して、一応受講仮予約・・・。
第1期は5月〜7月・・・これは無理だから、8月〜10月の第2期を予約。

問題は82才と80才の親達をどうするかだ。
5年前に頭の病気をして以来、気持ちはしっかりしているが足腰の衰え始めた父。
そして、最近かなり混乱の激しくなってきている母・・・。
一緒に連れて行く事も考えたが、慣れないM市で”街をぶらついててね”と言う訳にもいかない。
受講中の3時間、点字図書館の人にお願いするのもなぁ・・・。

ケアマネージャーのKさんに相談してみた。
二人は週2回、父は月・木、母は月・水とデイサービスに通っている。
受講は木曜なので、木曜に母を臨時でデイサービスに頼み(9時頃〜4時迄)、
4時にデイから帰った後、魔女が帰るまでヘルパーさんを頼んだらと言う。そうお願いする事にした。
あとで、母は人見知りをするので、見知らぬヘルパーさんに家に入ってもらう事はやめたのだが。

11月の受験の為の勉強開始。
父と母の喧嘩で、家の中では集中が・・・集中出来ないのは魔女の年のせい?(^^ゞ
外で勉強する事にした・・・親達には秘密の場所で。
なぜなら、母が邪魔しに来そうだし、父に言えば母に筒抜けになる。

付いて来たがる母を振り切り、紙袋いっぱいの勉強道具を抱え、お昼をコンビニで買って、テーブル席のあるPへ。
第6回迄の試験問題、墨点字を墨字に直してノートに書き写し、解いてみる・・・分からん。
とにかくノートに書き写す。これは、70歳で1級ボイラ技士の受験をした父がやっていた方法。
このやり方で、最高齢で合格したのだから大したものだ。年だなんて言ってられないよなぁ。

駅前のSプラザは地方紙が2紙置いてあって、点字化の練習には丁度いい。
以来Sプラザへ。1階だと母に会うおそれがあるが、2階なら大丈夫だろう。
他にも常連さんが来ている。
Sプラザの第1・第3火曜は休館日。Pも毎週火曜が休館日。

両方休館の火曜・・・うっかり出てきてしまった。さてどうしよう。
近くに適当な場所が見つからず、車で図書館に行くと車椅子の積み下ろしが・・・。
そこではたと思いついた。
福祉センターが有るじゃない!・・・あそこなら職員さんに車椅子の積み下ろしをお願い出来る。

そこで早速電話・・・場所を貸してくれるというので、お弁とを持って車で行った。
館長さんはご近所の人で、私を知っているらしい。
前に土砂降り雨の時、うちの車の窓が開いてるのを教えに来てくれた事もある・・・らしい。
個人に場所を貸すのは初めてだが、そんな事情なら前もって電話で確認してくれれば、開いてる時はどうぞと言ってくれた。

8月18日開講予定が、点字図書館の都合で1週間延びた。
20日頃、点字図書館のMさんが、こんな感じでと”修正確認”を送ってくれた。
修正確認とは、校正者が校正した物を点訳者が修正するのだが、
指示通り修正がしてあるか確認し、又2校も兼ねているらしい。
直接FDに直しを入れる。


★8月25日・・・第1回
5時起きで、予約しておいたタクシーの運転手さんに電くるを積んで貰い、K駅へ。
駅まで電くるで行けるが、バッテリーの消耗を考えて、髭から”タクシーで行った方がいいよと”と言われていた。
キオスクでお握りとお茶・・・こんな時間に開いてるんだぁ。
K駅の階段を4人の駅員さんに”よっこらしょ”と上げてもらい、6:55発の快速へ。
快速の中で、父に電話。発車した後お握りを食べて、後はひたすら寝る・・・途中目を覚まして、又寝る・・・。

M駅では駅員が迎えに来ていた。M駅は中の様子が変わり、どこがどうやらさっぱり分からない。
親達の通っているケアセンターに電話。到着したとの伝言を頼む。
1階の土産物屋で買い物をし、駅近くのホテルメトロポリタン・ニューウィングへ。
ここでのラウンジで、コーヒー&サンドイッチ。

講師のSさんと受験の話をしたかったので少し早めに点字図書館へ。タクシーで20分。
Sさんは点字利用者でもあるが、話をしながら点字を打ってるのには驚いた。
確か、魔女と同い年の筈だが、いつも触発される。

前に、駅前で待ち合わせをした事があった。
誰かの車で送ってもらうのかと思っていたら、バスで来たという。
折り畳みの白杖を持ち、単独で現れたのにはびっくりした。
図書館内も一人で自在に移動している。
魔女の車椅子を3人掛かりで持ち上げた時も、後ろから支えて階段を上がってくれた事がある。
校正の知識も豊富で、困った時のS大明神と、いつも電話するのである。

点字図書館は古い建物で、エレベーターが無い。
職員さんに電くるを上げてもらい、私はお尻でよっこらしょ・・・9段×4を手とお尻で持ち上げるのは結構大変。
この時だけは、普段考えないダイエットを・・・いや、新しい建物が出来るまで(来年引っ越しだそうだ)頑張るかぁ。
それまで、保つか・・・私・・・。

集まった人は12人ほど。名札を作ってもらった。
校正の心構え。講師Sさん・・・引っ掛かったらとことんこだわって調べて下さい。
講師Kさん・・・指摘される側の事を考えて穏やかに指摘しましょう。

講師のKさんは岩手点訳の会の会長である。
数年前、点字図書館からの依頼で3人で校正していた時の同志でもある。
その時は講習会もなく、3人で連絡を取り合い、Sさんに電話で教わり、手探りで校正を始めたのだった。
その後校正者は増えていったようだが、現役を離れていたので定かではない。

進行・説明役、図書館の若いMさん。
会ったのは今回が初めてなのだが、気さくな人柄で、気軽に用事などお願い出来た。

きちんと前の日に用意をした筈なのに、筆記具を忘れていた。
Mさんに頼んでいたら、隣の席のKさんが余分に持っていて貸してくれた。
受講中、隣の席のKさんが見慣れぬ表記辞典と、Q&Aを持っていた。図書館からの配布だという。
Mさんに譲って欲しいと頼んだら、無料配布(^^)v

終わったら、受講生のどなたかが、電くるを持って階段を降ろしてくれた。
魔女は顔と名前を覚えるのが苦手なので、お礼もろくすっぽ言ってないかもしれない。

タクシーを呼んで貰い、直接駅前へ。
南口のエレベーターの近くに降ろして貰ったら、歩道に上がるのに段差が・・・。
上がれそうな所を探しながらズーッと行って、結局真ん中辺のタクシー乗り場、スロープの近くまで来てしまった。
ここで電くるの調子がおかしくなり、電池切れ。
髭の言う通り、今朝K駅までタクシー移動で、電池を温存して良かったかもしれない。

トイレに飛び込んで、電池交換。
広くなったM駅2階に迷いつつ、約束の時間ぎりぎりに約束の場所へ。
5:05の快速に乗せて貰い、K駅に到着するまで又眠りこける魔女。

K駅の階段を駅員さん4人掛かりで降ろして貰い、駅前ローソンへ。
今の快速から降りた学生がぎっしりで買い物もままならないので早々に退出。
乗り物酔い気味の魔女は電くるで夜風に当たりながら帰宅。
自分の車を運転するようになってから、乗り物酔いするって事忘れてた・・・(>_<)。


★9月1日・・・第2回

今日も5時起き。タクシーでK駅へ。
お握りとお茶を買って、快速の中で朝食。ひたすら眠る。

M駅に着いてケアセンターに電話。
母がお迎えバスを待ちきれなくて自分で歩いて行こうとしたらしい。
途中で、他に迎えに出ていたセンター長が見付けて車に乗せ、センターへ連れて行ったとの事。
家では父一人が待っていたらしい・・・父では母を止めきれなかったのだろう。

ホテルMNに行き、仕事で盛岡に来ていた髭とラウンジでコーヒー&サンドイッチ。
近くの百均で布製の筆入れ、その他を買ってきてくれる。
タクシーで図書館へ。

皆最初に座った席についた。魔女も同じく・・・最初の席って何故か居心地がいいんだよねぇ。
前回の顔なじみの人とも隣同士(^^)
今回から新しいテキスト。前回のテキストは破棄して下さいとの事。
終止線の使い方、空白の処理などが変わったらしい。
長く現役を離れていた魔女は古いやり方も知らないんだけどね。
古いやり方の点訳は十月いっぱいに終えて下さいとの事。
私らの校正は、新しいやり方に切り替えて習うらしい・・・。

4時終了。タクシーを呼んで貰い髭の待つホテルMNへ。
M駅で駅弁を買い、二人で快速に乗車。
快速の指定を買っていたのだが、髭と一緒に自由席へ。

K駅までの2時間は禁煙。
ヘビースモーカーの髭は我慢出来ず、途中のH駅停車中にホームに降りて煙草を吸っとりました。
自由席の一番前ってのが、H駅停車の際に灰皿の一番近くに停まるんだって。
ノンスモーカーの魔女は初めて気付いたけど、髭も必死だねぇ(^^)

家に帰ったら、頼んでいた点字名刺が届いていた。
前にも作った事はあるのだが、サーバーの都合でURLが変わってしまったのだ。
受験&受講で使う機会が増えるかもしれないなと、ネット注文していた物だ。

翌2日は髭と魔女と点訳繋がりの友人と3人でお昼。早速名刺を使う。

翌々3日、事件が起きた。
前夜から発熱という髭が心配で、朝早くホテルへ看病に・・・と言っても側に居るだけなんだけどね。
良くなったので4人でお昼を食べようと、親達を迎えに行った。
近距離だが、最近の父は歩けなくなってるので、車でなんだけど・・・

途中様子のおかしい母を拾い、家の前に車を停めて父に電話。
出てきた父の顔を見てびっくり。右頬に真っ赤な1p幅の線が斜めに数本!!
乗る時見た左手の甲はゴルフボール大に腫れ上がっている。母にやられたという。
髭には、母の手前、転んだ事にしたが、薄々気付いたらしい。
髭はすぐレストランの人に濡れおしぼりを頼み、応急に冷やしてくれた。
あとで聞いたら、手の甲は肩たたき器で叩かれ、頬は引っ掛かれたとの事。

4日…髭の仕事に付き合い、5日…髭は帰って行った。
二人きりにしておけないなと、勉強に出掛けるのは自粛していた。
夕方買い物に出て帰ってきたら、又父の手首に傷が・・・。
刃物?って聞いたら、三角のスケールで叩かれ角が当たって切れたらしい。

母は得物を使って攻撃的になっている。二人きりには出来ない。
父も、勉強に出掛けるなと言い始めた。あとで取り消したけど。
いっそ、受験も受講も諦めようか・・・。
髭にそう言ったら、止めないで受講を休むだけにしたらと・・・。

せっかくやり始めた事だから途中で止めたくはないと、色々考えてみた。
ショートステイには急に頼めない。空きがなかなか出ないという。
デイサービスは、魔女が6時に家を出てからデイからの迎えのバスが来るまでの3時間と、
デイから二人が帰って、魔女が帰ってくるまでの3時間が父にとって危ない時間だ。

二人をM市に連れて行って、ホテルに泊まったとしても、魔女が受講中の3時間は二人きりになる。
母一人をホテルに連れて行っても、待ってるという事が出来ない人だ。
父に、デイを休んでM市に一緒に行く?と聞いたら、行くという。車で行く事にした。
髭も急遽来てくれる事になった。


★9月8日・・・第3回

母を迎えのバスに乗せてそれからと思ったが、M市に着くのが遅くなる。
早目にM市に向かいたかったので、8時に父を車に乗せて、センターに連絡を取る。
母が一人になると不安がって又ふらふらと出掛けてしまうだろうとの事。それもそうだなぁ。
母も乗せてセンター開所の8時半に、車でセンター前へ。

母はお金を持っていないと不安がるが、早目に預けるとどこかへしまい込んで忘れてしまう。
センターではお金は預かれないとの事で、叔母(母の一番下の弟んち)に頼む事にした。
家に連れてきて夕飯食べさせて、もし何だったらうち泊めるよと言ってくれた。

東和町からK自動車道に乗り、花巻で、東北自動車道に・・・。
M市のホテルMNに着いたのは12時過ぎだった。
早目に用意して貰った部屋に父を落ち着け・・・わっ、お昼食べる時間がない。
1時半に到着予定の髭に父のお昼を頼む事にし、タクシーで点字図書館へ。
ぎりぎりセーフ。

ティータイムに隣席のKさんに名刺(#^^#)
前に古い名刺を訂正して渡してたら、HPにたどり着けなかったとの事。

講習会が終わって、タクシーを待つ間、図書館員さんと立ち話。
名刺を出したら、相手も点字名刺を出してきた。館長だった!
点字図書館に就任した時に自分で打込んで作ったという。

ホテルに帰ったら、お昼に父はサンドイッチを食べたという。
疲れているという父を部屋に残して、髭とホテル2階のバーへ。
翌日は髭にお握りを買ってきて貰い朝食。
ホテルで叔父にちょっとしたお土産を買い、母が気になるので11時にはM市出発。

ナビの言いなりにM市内を抜けたら、高速ではなくいつもの道に案内された。
紫波の道の駅で父とソフトを食べた。
なんだか高速より早く着いたみたいだ。
叔父んちに土産を置いて、帰宅。

10日に兄が父を心配して、横浜に連れて行く事になる。
母を連れて行ってもらっても、又一人で帰ってきそうだしなぁ・・・。
11日、母が送っていきたがるので、朝一番に選挙を済ませ、父と兄を車でM市まで送る。
高速から見る山頂にはあいにく雲が・・・。岩手山が迫ってくる光景って雄大で好きなんだけどな。
お昼はぴょんぴょん舎。M駅のトイレを借りてホームまでは見送らず、母と帰宅。
これで当分は安心だ。


★9月14日・・・第4回

髭がM市の秋祭を取材に来るという。と言う事は・・・帰りはお祭り渋滞に巻き込まれて遅くなるかもしれないなぁ。
急遽母を一緒に連れて来て、M市に泊まる事にする。
仕事で来る髭に母を頼めないので、M市在住の母の妹に頼む事にした。

車中、母は歌を歌ってご機嫌。E叔母と仙北駅で待ち合わせる。
そのままホテルに向かおうとしたら、叔母は母を自分ちに連れてくつもりだったらしく薬を持ってこなかったとの事。
叔母の家の前に停め、出てきた叔父にも挨拶。
久し振りに会った叔父は随分痩せていて、叔母に聞いたら胃の手術をしたのだとか。
戻ってきた叔母を車に乗せ、ホテルへ。
ホテル前の柱の側に駐車したら、車椅子で降りられず仕方なく助手席側から降りた。

・・・今日は宿題の校正をどっさり渡された。

ホテルMNに1泊。
翌日、髭の案内で八幡町の直利庵へ。窓を開けると近くに八幡秋祭の山車が見えた。
母は、子供みたいに椅子の上に膝立ちし、窓から山車を眺めていた。


★9月22日・・・第5回
この日は、母を誰にも頼めず、デイサービスまで送った・・・と思う。
ホテルMNで、サンドイッチを作ってもらい、缶コーヒーを買って点字図書館へ。
受講が始まるまでの間に、サンドイッチを缶コーヒーで流し込む。
いつもは受講終了までもつ筈なのに、トイレに行きたくなった。
下の階に簡易トイレを用意してくれてたらしいが、階段の上がり降りが大変だ。
受講終了まで我慢して、タクシーでホテルへ。

ホテルで済ましてきた筈なのに、車運転中またしてもトイレに行きたくなった。
帰り道は大雨・・・夜の雨に濡れた道路は、ライトを反射して、白線も道の端も分からない。
道路際の反射板を頼りに慎重に運転し、Tまでトイレを我慢する。
Tの道の駅で、近くにいた人に中の店の人を呼んでもらい、無事トイレ終了。
道の駅の店が開いてて良かった(^^)v


★10月6日・・・第6回
M市まで髭が来てくれた。
母を髭に預けて受講。
商店街に連れて行ったが、疲れたというので、ホテルのロビーに戻ったそうだ。
”魔女はどこへ行ったの?” ”何時に帰ってくるの?”
”ここで待ってればいいんだよね”と何度も聞かれ、髭は大変だったらしい。


★10月20日・・・第7回(最終)
修了証書・・・この2ヶ月、週1ペースでよく通い切ったなぁと感無量。

帰り際、Oさんから黒胡椒せんべいいただく。
前回のおやつに美味しいと言ったら、買って来てくれたのだ(^^)
彼女とはメール交換をするようになった。


★10月25日・・・番外・・・研修会
この日は母を連れて快速で・・・。
T駅に停車中、母がトイレへ行きたいという。駅に降りられたら私はお手上げだ。
発車するまで待たせて、車両の前の方にあるトイレを指差し、あそこだよと言ったのだが・・・。母はそこを通り過ごし、隣の車両まで行って”無かった”と戻ってきた。
もう1度”あそこだよ”と教えたが、そのまま隣の車両へ行き、戻ってこない。
車椅子は離れた所だし、車内の通路は狭くて車椅子での移動は出来ない。
やきもきしながら待っていると、丁度車掌さんが通りかかった。
事情を話し、探しに行ってもらった。1両置いた車両のトイレまで行ったらしく、”今戻ってくる所です”と車掌さん。今度はトイレのそばに座らなくっちゃ。

髭がM市まで来てくれて、母の相手をしてくれた。
母を預け、点字図書館へ。

あとで聞いたら、本屋さんへ行き、”これ、買えないよね”と髭に聞いたという。
母には千円だけ持たせ、あとは髭に預けてある。
5〜600円のその本を買い、本屋の前の椅子に腰掛けさせ、髭はトイレに行ったそうだ。”ここで待っててね”と髭に言われ、おとなしく買った本を読む母。
髭が戻ってみたら、母はどこにもいない。
あちこち探し、いったんホテルに戻ろうとしたら、向こうから母が歩いてきて”どこ行ってたの? 探してたんだよ”と、言われてしまったそうだ。
そう、母はひょこっと見えなくなり、さんざん探してると、向こうから現れて”探したよ”というのだ。

この日は、メトロポリタン本館にて夕食。
1泊して帰宅した。

横浜に行った父が帰りたがっていたが、受講&研修会終了まで待ってもらってたのだ。
盛岡通いを終えたので、安心して帰宅してもらえる。

あとは受験だぁ!!