Win-BES 99 V2.00への変更
Win-BES 99 V2.01への変更
市販されていた点字編集システム1.03からの変更点
○Windows*98の下でも作動することを確認しました。
○ピンディスプレイ、音声対応にしました。
対応可能なピンディスプレイは以下の通りです。
- Navigator
- PowerBraille
- AlvaABT−340(ジェイティーアール)(Alvaではバージョンが2種類あります。V3.86とV3.87です)
- BralleNote 40A,46C(KGS)
6章として音声およびピンディスプレイの機能をまとめて掲載しています。
音声が出るとはいえ、メニューやダイアログの内容の確認はBESでは行っていないので、音声だけで操作する場合は95Reader*バージョン2あるいは3、およびProTALKER97が導入されている必要があります。
データの読み上げ機能だけを利用するのであればProTALKER97だけ必要です。
○BLEタイプのファイルの読み込み(最終ページが欠落する)を修正しました。
以下は改定版(1.04へのバージョンアップ)に含まれていました。
○キー操作を大幅に変更しました。
これまでのキー操作ではWindowsの一般的な操作とは異なる機能を持つキーの組み合わせが多数あり、またそれに起因する操作ミスが多発していました。従来から点字編集システムをお使いの
方にとっては最初とまどうかもしれませんが、長い目で見れば改定すべきとの結論に達し変更しました。付録の新旧キー操作比較表を参照して下
さい。
○周辺機能の接続におけるボーレイトの指定をできるようにしました。
○読み上げの速度などの指定を変更可能にしました。
○フルキー入力の方式を変更しました。(付録:フルキー入力参照)
○墨字印刷でヘッダー(ファイル名とページ)を追加しました。
○不具合の修正
- 点字印刷中のキャンセルボタンを追加
- テキストファイルへの書き出しを追加
- 2級英語点字への変換規則(ダブルコーテーションの扱い)修正
- 点字プリンターによる動作の違い(用紙がホームポジションにある時に改ページマークを受け付けた場合の動作)に起因する不具合を解消。
- グラフィック印刷において画面と大きくずれるケースがあったのを修正(画面の解像度との関係でやはり多少ずれることがあります)
- 一括置換で正しく置換できないケースがあったのを修正
- 点図君:印刷速度が原因で途中で停止していたのを修正
Win-BES 99 V2.00からの変更点、修正点
以下の問題点を修正しました。音声出力するための制御を標準のスピーチAPIに変更しました。
- 立ち上げ時にF2(検索)で強制終了する事があった
- 墨訳したままグラフィック編集をすると強制終了する
- 読み上げを中断すると98Readerの各種設定がオフになる
- 読取専用でファイルを開くと読み上げる事が出来なかった
- BraiileNoteで上下カーソル移動のキーアサインが逆だった
- 文書情報の巻数、原本ページの音声、ピンディスプレイでの表示が逆だった
- テキストファイルから読みこんだときに 『 』 が正しく変換されなかった
- 上書き保管すると画面表示の位置がずれることがあった
-
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