付録 フルキー入力

バージョン1.03まで採用していたフルキーから点字画面への直接入力する方式からDOS−BESで使用していた方式に類似したバッファーに一度プールして点字に変換する方法に変更しました。バッファーは入力用小窓という形で表示されます。

小窓に表示されている文字列はスペースあるいは改行(Enter)が押された時点でそのスペースも含めて編集画面に転送されます。Enter(改行)キーが押された場合はそれまで入力されていたものを編集画面に転送します(確定のためのEnterが押された時点では改行マークは入りません)。転送された後はその小窓は消え、次の文字を入力したときに再度自動的に表示されます。

○記号文字と点字の関係

小窓に表示された記号類は以下のような点字に変換されます。括弧内は点番号で括弧が複数あるものは複数マスの点字に変換されることを意味します。ただし、「外」は外字符をあらわします。

(235) (26)
(236)あるいは(356) (3)
外(146) 外(1456)
外(1234) 外(12346)
(2356) (2356)
(5)(2) (34)
(25)(25) ・(中黒) (5)**
(6)(3)    
(46)    
(25) (26)
(45) 外(246)
(456) ¥(逆/) 外(1246)
(4)    
(5)(2356) (2356)(2)
(5)(36) (36)(2)
(35)(35) (34)
(56)(3) (6)(23)
(56) (256)

   「Rかな」入力のときだけ使えます。一旦「ア゙」 と表示されます。
**  3個以上連続すると「2の点」をその個数だけ続けます。

○特殊点字記号類

小窓に表示された下記の記号の組み合わせは対応する点字の記号に変換されます。
(日本盲人社会福祉協議会 点字図書館部会発行「点訳のてびき」参照)

[    ] 第一指示符
[_   _] 第二指示符
[[   ]] 第三指示符

「    」 第一かぎ
「_   _」 第二かぎ
「「   」」 二重かぎ

(    ) 第一括弧
(_   _) 第二括弧
((   )) 二重括弧

<-- 矢印
--> 矢印
<--> 矢印

[==] 空欄記号


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